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2021.12.23

富士市の三大天然記念物

こんにちは!U・TOURISM(ウ・ツーリズム)スタッフの磯貝です。

【天然記念物 富知六所浅間神社の大樟(オオクス)】

富士市浅間本町にある「富知六所浅間神社(ふじろくしょせんげんじんじゃ)」には、天然記念物に指定されている樹齢1200年以上とされる御神木のクスノキがあります。
富知六所浅間神社は元々富士山腹に建てられていたのですが、延暦四年(785年)に富士山の噴火の影響で、現在の浅間本町へと移されました。以来1200年もの間、富士の町を見守り続けてくれています。
第52代嵯峨天皇の中宮が安産祈祷をしたことから、「安産の神」としても親しまれています。


【パワースポット 御神木のクスノキ】

本殿右手にある樹齢1200年余の御神木であるクスノキは、商売繁盛や家庭円満、長寿のパワースポットとしても有名です。
うねりながら伸びる枝の表面はコケやシダ系の植物が生えており、小さな虫など多くのいのちが宿っていました。
また幹周13m、樹高15mと古木のため、中央に大きな空洞があります。
空洞部分手前には、かつて一体であった幹の残骸があり、近づくほど巨木が持つダイナミックさに圧倒します。


【天然記念物 富士岡銀杏地蔵尊】
富士市富士岡にある「銀杏地蔵堂」には、樹齢600年以上、樹高約26mものオオイチョウがあります。
「富士岡地蔵堂のイチョウ」には、古くから言い伝えられている子育て大銀杏(オオイチョウ)のお話があります。
そのお話の中にある母乳祈願の慣習から、イチョウに願を掛けると母乳が良くでて、赤ちゃんも健やかに育つという言い伝えがあり、子育て大銀杏(オオイチョウ)として地元民に親しまれています。


【子育て大銀杏(オオイチョウ)のお話】
垂れ下がった幹の部分を「乳状下垂」といいます。大きなイチョウにはよく見られるものですが、これだけのものは珍しいのだそうです。
この姿がまるで乳房のようであることから、母乳祈願の信仰がはじまりました。
昔は、母乳が出ないということは赤ん坊にとって命取りになるほど重要なことです。
そんなことから針を刺すと白い液が出てくるイチョウの木の根本に、ご神体としてお地蔵さんを祭り、願掛けがされていたといいます。
富士には、子育てを見守ってくれるお地蔵さまがいることに温かさを感じますね。

【イチョウの見ごろ】
見ごろは12月上旬。この時期に黄葉はピークを迎えます。
終盤になり落葉が始まると、金色の絨毯を敷いたような鮮やかな景色が広がります。

【天然記念物 慶昌院のカヤ】

富士市中里にある「慶昌院(けいしょういん)」には、天然記念物に指定されている推定樹齢300年ものカヤの名木があります。
静岡県の天然記念物として指定されている「カヤ」の中で根廻が二番目に大きく、樹高は21mと巨木ですが、損傷もなく姿カタチがとても良いです。
西側の裏口から入ると、細い路地の先にお出迎えしてくれる大きなカヤの木の姿がとても印象的です。

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