ウ・ツーリズム | 富士山周辺不動産

2022.02.13

国産バナナを富士市から!「富士サンサンばなな」

*今回は富士市役所(静岡県)が主催する富士市へ移住した人、これから移住する人を応援する企画「富士このみスタイル」参加メンバーからの取材報告です。

 

国産バナナを富士市から!富士サンサンばなな

【青々と生い茂るバナナの草!?】


皆さんは、富士市で国産バナナが栽培されていることをご存じでしょうか?
市の中心部から西に車で15分。広大な茶畑を有する岩本地区の一角に、内田農園の内田陽介さんが栽培する2棟のバナナハウスがあります。中に入ってみると、まるで木のように幹が太く、全長2mもあるバナナの草が200本ほど生い茂っています。バナナの幹は葉が幾重にも重なっていて、植物学的には草の分類になるとのこと。育てているのはベイビーナという品種。名前の通り小ぶりで、1本が12㎝から13㎝ほどの大きさです。また、1つの草に対して100本から150本ほどのバナナの実が付いており、重さは20㎏から30kgもあります。

【安心・安全の富士サンサンばなな】
結婚を機に富士市に定住した内田さん。本業の有機肥料の開発をしている中、自分が作った肥料を用いて好物のバナナをどれくらい美味しく育てることができるのか、バナナの栽培にチャレンジすることになりました。「当初は、バナナに対する知識もなかったため、苦労したことがたくさんありました。想像以上にバナナの実が重く、幹が折れてしまったり、水分量と空調管理などが上手く行かず廃棄にしてしまったりと、実践から学ぶことが多かったように思います。」と内田さん。



【バナナジュースがおススメ!】
現在、緑色のバナナは販売されていませんが、活用方法について教えていただきました。「緑色のバナナは、じゃがいものように固く、甘くありません。カレーの中に入れてみたり、油で揚げてバナナチップスとして食べたりすると美味しいです。また、若い黄色のバナナは、爽やかな酸味がありますが、シュガースポットが出て熟した状態になると、もちもちとした食感と甘さが凝縮されています。そのまま召し上がっていただくこと以外にもバナナジュースとして飲んでいただくのが、ベストです。葉は、お茶として飲んでみたり、葉に含まれる繊維を抽出して紙を作ってみたりと、富士市ならではの特産品に見立てた活用方法を見出しています。今後は、富士サンサンばななの美味しさを多くの方に知っていただくことはもちろんですが、バナナの廃棄物から地球に優しい代替品を作ることで、SDGsの取り組みにも繋がる仕組みづくりをしていきたいと考えています。」

【富士サンサンばななが買えるところ】


現在は、東海エリアのイオンモール・KOマート(富士市)・大富士直売所(富士宮市)・内田さんの自宅(今泉)を中心に1本300円、3~5本800円の価格で、販売しています。皆さんも国産バナナの美味しさを味わってみませんか?

*富士市役所が主催する富士市へ移住した人、これから移住する人を応援する企画「富士このみスタイル」は移住に関する相談や情報交換、仲間づくりなどを目的とした各種イベントを開催し交流、活動の場となっています。今回は、働き方「ワークシェアリング」としてLivingD第一建設運営サイトでの執筆を担当していただきました。


MEMO

この記事の内容に対してのお問い合わせ

    お問い合わせタイトル必須
    お名前(姓名)必須
    お名前(フリガナ)必須
    メールアドレス必須
    住所(都道府県)必須
    お問い合わせ内容必須